Milanesa de Carne
Milanesa de Carne ミラネサ デ カルネ(パラグアイのビーフカツ)
ミラネサとは、ミラノ風の(イタリア)という意味です。ヨーロッパからの移民がかつて南米諸国に伝えたお肉料理なのでしょうか・・・「ミラネサ」はパラグアイだけではなく、南米ではとてもポピュラーな一品です。見た目は日本の「カツ」ですが、日本人がイメージするものとは少し違います。南米でも国によって、作り方が違うようです。パラグアイのミラネサは、牛肉をよくたたいて、薄くのばし、味をしっかりつけます。味付けはレモン、ニンニク、クミンです。衣をつけるときは、肉にしみ込んだうまみを逃さないために、汁ごと衣に包みこみます。衣にも、レモンやクミンの味がしみ込んで、とても美味しいです。
■材料(4人分)
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牛肉ももかたまり ... 50g×8枚
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塩 ... 適量
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レモン汁(レモン) ... 40g(1個)
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にんにく ... 15g(3かけ)
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クミンシード ... 小さじ1
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卵(溶き卵) ... 2個
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牛乳 ... 100mlくらい
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小麦粉 ... 100gくらい
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パン粉・小粒子 ... 120gくらい
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揚げ油 ... 適量
■作り方
- 牛肉を1cm厚さに切り、筋切りし、薄くなるまでたたく。
- 肉に塩をふり、なじませる。
- レモンを絞る。
- にんにくをすりおろす。
- クミンシードを細かく刻む。
- レモン汁、にんにく、クミンを合わせて、2の肉を漬け30分程度置く。
- 小麦粉、卵、パン粉をつける。(卵が足りなくなってきたら牛乳を混ぜる)
- 180℃に熱した油でさくっと揚げる。
*衣に味がしみこんでおいしい。ソースをかけずにいただく。