エネルギー:728kcal たんぱく質:28.1g 脂質:19.0g 炭水化物:110.5g
[栄養メモ]
玄米には表皮と胚芽が残っているため、食物繊維やカルシウム、たんぱく質、ミネラルなど主要な栄養素のほとんどを摂ることができます。また、発芽玄米は玄米よりも体内へのミネラルの吸収率が良く、血圧を正常にするアミノ酸ギャバを含んでいます。
大豆は「畑の肉」と言われるほど他の豆に比べて良質なたんぱく質が豊富です。大豆たんぱく質は血中コレステロール低下作用があります。また、大豆中の食物繊維はビフィズス菌の増殖因子として注目されています。ビフィズス菌の働きは腸内の腐敗菌が増えるのを抑え、有害物質ができるのを防ぐことです。
ヨーグルトは牛乳をビフィズス菌などの乳酸菌で発酵させて作ります。加熱すると乳酸菌は死んでしまいますが、死骸は食物繊維と同様の整腸作用があります。これら乳酸菌の作用によって便通がよくなり、さらには新陳代謝も活発になります。
参考文献: 白鳥早奈英・板木利隆 もっとからだにおいしい野菜の便利帳 高橋書店 2009年 安保徹・検見崎聡美 安保徹の食べる免疫力 世界文化社 2005年 池上保子監修 食べ物栄養辞典 日本文芸社 2009年 知地英征編著 食べ物と健康Ⅰ 三共出版 2010年 荒川義人編著 食べ物と健康Ⅱ 三共出版 2010年