エネルギー:692kcal たんぱく質:33.8g 脂質:18.4g 炭水化物:98.5g
■栄養メモ
カボチャは中央アメリカ原産で、16世紀にポルトガル人によって日本に伝えられました。このときに「カンボジア産の瓜」と紹介されたので、カンボジアという響きからカボチャと名が付いたとされています。
カボチャのかがやく黄色はβ-カロテンによるものです。β-カロテンは体内でビタミンAになり、粘膜や皮膚を強くします。また、このきれいな黄色が料理をよりおいしそうに見せます。さらに、カボチャにはビタミンCも豊富です。ビタミンCは還元作用により鉄の吸収率を上げたり、コラーゲン生成に関与するためお肌をきれいに保つ効果があります。さらに発ガン物質の生成抑制作用にも期待されています。特に普段食べている西洋カボチャ(100gあたり)にはビタミンA、ビタミンCがそれぞれ330μg、43mgと高く、1日の必要量の約3分の1を摂ることができます。
このようにカボチャはたくさんの栄養を含んでいるため、日本では冬至にカボチャを食べる習慣があります。最近の研究では、β-カロテンが風邪の予防に役立つこともわかってきました。カボチャを食べて寒い冬を元気に乗り切りましょう!
(参考文献) 小島民雄 nonno野菜基本大百科 集英社 1997 荒川義人 食べ物と健康Ⅱ 三共出版 2004 中坊幸弘編著 栄養学各論 講談社 1998
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